こんにちは、Unityエンジニアのオオバです。

お悩みさん
お悩みさん
  • 初心者が覚えておきたいUnity操作が知りたい
  • Unityエディタにはボタンがたくさんあって分かりづらい
  • Unityエディタの必要な機能だけ優先的に知りたい
  • オオバ
    オオバ
    本記事ではこれらの悩みを解決します。

    Unityエディタを開いてげんなりするのは ボタンやメニューの多さ です。 どこに何があるかわからない し、 どうすればよいのかもわからない

    そんなUnityを始めたばかりのあなたに、 覚えておくべきUnityエディタ操作11のウィンドウ を紹介します。正直、覚えることは多いです。この記事自体も長くなってしまいました。

    一度に理解することは難しいかもしれません。この記事は迷ったときに立ち返ることができる 「Unityエディタ操作のバイブル」 的なイメージで書きました。 操作がわからなくなったときに読み直してみてください。 千里の道も一歩から。1つずつ理解していきましょう。

    👉DOTweenの教科書を読んでUnityアニメーションをプログラミングしてみよう!

    覚えておくべきUnityエディタ操作11のウィンドウ

    まずは結論から、Unity初心者は次の 11つのウィンドウの意味と使い方 を覚えることをおすすめします。

    しかし、11のウィンドウって正直多いですよね。申し訳ない。でも安心してください。覚える順番 「優先度」 を設定しました。

    No優先度ウィンドウ名意味・用途
    1Hierarchyウィンドウ使用中のオブジェクト一覧
    2Sceneビュー使用中のオブジェクト操作
    3Inspectorウィンドウ選択オブジェクトの状態表示・変更
    4Projectウィンドウアプリに含まれるファイル
    5Gameビューカメラ撮影画像
    6Consoleウィンドウプログラムのログを出力
    7AnimationウィンドウAnimationClipの修正
    8Animatorウィンドウアニメーションステート管理
    9Package Managerウィンドウパッケージの追加と削除
    10Build Settingsウィンドウビルド設定
    11Player Settingsウィンドウビルド設定

    優先度「高」はたったの6つ。まずはこの6つから覚えていきましょう。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_0

    色分けして各ウィンドウの名称を表示してみました。Unityエディタ初期状態で優先度「高」ウィンドウが4つ表示されています。

    「最初から見えるウィンドウ」 = 「Unityにとって重要なウィンドウ」 ということ。残り2つの優先度「高」は隠れているだけなのです。

    優先度「高」の1つGameビューは Sceneビューの裏側 に隠れています。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_1

    このようにタブを切り替えることで表示可能です。

    Consoleウィンドウも同様で、Projectウィンドウの裏側に隠れています。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_2

    優先度「高」である6つのウィンドウは Unity開発で常時使います。 そんなに使わないものは優先度「中」以下に設定(もちろん大事です)。

    ただ、いきなり11のウィンドウを覚えるのは難しいですよね。優先度の高いものから1つずつ覚えていきましょう。 Unityを使っているうちに自然と覚えていく と思います。では早速解説に入ります。

    Unityの使い方① Hierarchyウィンドウ(ヒエラルキー)

    Hierarchyウィンドウとは、現在使用中のアセットが一覧で並ぶウィンドウ です。つまりHierarchyウィンドウにないということは、そのオブジェクトは存在しないということ。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_3

    Unity起動した直後は Main CameraDirectional Light のみ。
    この場合、ゲームには カメラとライトしか存在しないということ です。

    Hierarchyウィンドウの表示場所

    ↓初期設定のUnityエディタ内の場所。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_4

    もしHierarchyウィンドウが見つからない場合は、メニューのWindowから表示可能です。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_5

    Window > General > Hierarchyウィンドウ から表示できます。

    Hierarchyウィンドウはゲーム開発中、かなり高頻度で使います。ぜひ使い方をマスターしましょう。

    Hierarchyウィンドウ 3つの用途

    Hierarchyウィンドウには大きく3つの用途があります。

    Hierarchyウィンドウの用途

    ①オブジェクトの追加と削除

    ②オブジェクトの階層の変更

    ③オブエジェクトのリネーム

    用途1.オブジェクトの追加と削除

    Hierarchyウィンドウの用途の1つは 「オブジェクトの追加・削除」 です。例として、Hierarchyウィンドウに立方体を追加してみます。

    オブジェクトの追加

    Hierarchyウィンドウの空いている部分を右クリック。
    3D Object > Cube から立方体を作成。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_6

    このようにHierarchyウィンドウはオブジェクトを作成できます。
    Hierarchyウィンドウで作ったオブジェクトは、後述のSceneビューにも表示されます。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_7

    「オブジェクトを追加するときはHierarchyウィンドウを使う」 ということを覚えておけば大丈夫です。

    オブジェクトの削除

    次に オブジェクトの削除 をしてみましょう。先ほど追加した立方体を削除してみます。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_8

    削除する立方体(Cube)を選択。右クリック > Delete を選択で削除です。

    後述のSceneビューからも削除されたことがわかります。

    繰り返しになりますがHierarchyウィンドウに表示されているものが、 現在使用中のオブジェクト ということなのです。

    用途2. オブジェクトの階層変更

    オブジェクトには階層構造が存在します。階層構造とは親子関係です。子供を動かしても親は動きません が、 親を動かせば子供も同時に動きます。

    言葉では伝わりづらいため動画で説明します。

    親子関係を作る方法

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_9

    動画のように子供オブジェクト(Child)を、親にしたいParentにドラッグアンドドロップするだけ。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_10

    すると2つのオブジェクトは親子関係になります。

    親はすべての子供と一緒に動く

    なぜ親子関係をつくるのか わかりづらいですよね。 親子を作る目的はグループ化 です。

    次の動画を見てみましょう。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_11

    このように、親(立方体)を動かすと、 子供(球)も一緒に動きます。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_12

    分かりやすくするために子供を増やしました。グループ化することで、 一度に複数のオブジェクトを簡単に動かせます。

    子供は親を置いて単独で動く

    親子関係の子供を動かすとどうなるでしょうか。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_13

    このように 子供は親を無視して単独で動きます。

    実際ゲームを作ってみないと必要性を感じないかもしれませんが、親子関係はゲームづくりで非常に重要な概念 です。

    ぜひ覚えておきましょう。

    用途3. オブジェクトのリネーム

    Hierarchyウィンドウ最後の用途は地味っぽく見えますが、オブジェクトのリネームです。つまりオブジェクトの名前を変更できるということ。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_14

    手順は オブジェクトを選択して右クリック > Rename です。

    名前の変更って軽視しがちですが意外と重要です。「3ヶ月後の自分を想像してください」とよく言います。

    3ヶ月後にそのオブジェクトを見たときにすぐに思い出せるかどうか。 思い出すときに重要なのは名前 ですよね。

    できる限り適切な名前をつけることをおすすめします。

    さらに詳しくHierarchyウィンドウについて学びたい方はこちらの記事をどうぞ。

    Unityの使い方② Sceneビュー(シーン)

    SceneビューとはHierarchyウィンドウにリストアップされたオブジェクトを可視化したウィンドウです。
    例えば先ほど追加した立方体は、Sceneビューではこのように表示されています。

    Sceneビューの表示場所

    ↓初期設定のUnityエディタ内の場所。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_15

    もしSceneビューが見つからない場合は、メニューのWindowから表示可能です。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_16

    Window > General > Scene から表示できます。

    Sceneビュー 3つの用途

    Sceneビューの用途は大きく3つ。

    Sceneビューの用途2点

    ①Sceneビューで視点操作

    ②オブジェクトの編集操作

    用途1. Sceneビューで視点操作

    Sceneビューの用途で重要なのは視点操作です。
    視点を操作することで配置されたオブジェクトをさまざまな角度から確認できるのです。

    Sceneビュー視点操作は3種類。

    視点移動
    ショートカットキーはこちら
    視点回転
    ショートカットキーはこちら
    Sceneビュー中心に視点ズーム
    ショートカットキーはこちら
    マウスカーソル中心に視点ズーム
    ショートカットキーはこちら
    用途2. オブジェクトの編集操作

    Hierarchyウィンドウで配置したオブジェクトをSceneビューで動かすことができます。先ほど紹介した Sceneビューの視点移動をしながら調整する ことで、自分の思った通りの配置や見た目にできるのです。また、Unityエディタ左上の Transform Tools を使って、移動、回転、拡大縮小を行います。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_17

    動画の通り、Sceneビュー上でオブジェクトをクリックする選択状態にできます。その状態でTransform Toolsを使い編集します。

    Sceneビューは重くなると作業効率が大幅に下がる

    ハイクオリティな3Dモデルや大量のオブジェクトが配置されると、Sceneビューの動作は重たくなります。 Sceneビューの重さは作業効率に直結します。 そこで次に紹介する記事では「重くなったSceneビューを直す方法」を解説しています。将来困ってしまう前にブックマーク、または一読してみてください。

    Unityの使い方③ Inspectorウィンドウ(インスペクター)

    インスペクターウィンドウとは、 選択したオブジェクトの情報を表示、編集するウィンドウ です。

    #### Inspectorウィンドウの表示場所

    ↓初期設定のUnityエディタ内の場所。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_18

    もしSceneビューが見つからない場合は、メニューのWindowから表示可能です。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_19

    Window > General > Inspector から表示できます。

    Inspectorウィンドウ 2つの用途

    Inspectorウィンドウには2つの用途があります。

    Inspectorウィンドウ2つの用途

    ①オブジェクトのアクティブ切り替え

    ②コンポーネントの追加・編集・削除

    用途1.オブジェクトの有効化(アクティブ)の切り替え

    Inspectorウィンドウの用途の1つ。
    オブジェクトのアクティブ切り替えです。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_20

    👆のチェックマークをつけ外しをすることで、有効と無効を切り替えます。

    オブジェクトは 有効化すると表示 され、
    無効化すると非表示 になります。

    無効化すると、カメラから完全に映らない状態になるため、負荷を下げることができます。
    もし不必要なオブジェクトが有効化している場合は 無効化する といった作業は、ゲーム開発の現場ではよく発生します。
    パフォーマンスチューニング と呼ばれます。

    用途2.コンポーネントの追加・編集・削除

    コンポーネントの追加・編集・削除もInspectorウィンドウの重要な用途です。
    コンポーネントとはいわゆる「機能」 です。

    今まで「オブジェクト」と言ってきたものは、
    実は GameObject(ゲームオブジェクト) のこと。

    GameObjectだけではゲームを作ることはできません。
    なぜなら ゲームの機能が無い からです。

    ゲームの機能は「コンポーネント」。
    しかし、コンポーネントは単独では動きません。

    GameObjectにコンポーネントを追加することで初めて動作します。
    つまり、コンポーネントを追加することができる Inspectorウィンドウは重要なウィンドウ だということです。

    話が長くなりましたが、コンポーネントの追加・編集・削除方法を紹介します。

    コンポーネントの追加

    Add Component ボタンからコンポーネントを追加します。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_21

    👆の動画は RididBody コンポーネントを追加している例です。

    コンポーネントの編集

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_22

    追加したコンポーネントのパラメータを変更することもInspectorウィンドウの重要な作業です。

    コンポーネントの削除

    不要になったコンポーネントは削除しましょう。
    無駄に残しておくと後々の負債となります。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_23

    削除したいコンポーネントのメニューから Remove Component を実行。
    するときれいサッパリ削除されます。

    コンポーネントの理解はUnity開発に必須 。コンポーネントについて徹底解説した記事を書きました。ぜひ読んでみてください。

    自作コンポーネントはMonoBehaviourを使う

    少し余談ですが、ゲーム開発をする際に自分でゲームを実装していきますよね。
    その際に登場するのが MonoBehaviour です。
    MonoBehaviour自体もコンポーネントですがUnityの中では特殊なコンポーネント。
    自作のコンポーネントを作る際には必ずMonoBehaviourを継承する必要がある のです。
    つまりMonoBehaviourはUnity開発ではかなり重要。
    次の記事でMonoBehaviourを徹底的に解説しました。ぜひ読んでみてください。

    Unityの使い方④ Projectウィンドウ(プロジェクト)

    Projectウィンドウには、Unityプロジェクトに関わる全てのファイルがリストアップされます。

    注意点は、Projectウィンドウに表示されているものが、現在使用中のオブジェクトではないということです。もちろん現在使用中のオブジェクトである可能性はあります。

    使用中のオブジェクトはHierarchyウィンドウにリストアップされているもの。
    ProjectウィンドウとHierarchyウィンドウは似ているので、初心者にとって混乱しやすいポイントです。

    Projectウィンドウの表示場所

    ↓初期設定のUnityエディタ内の場所。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_24

    もしProjectウィンドウが見つからない場合は、メニューのWindowから表示可能です。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_25

    Window > General > Project から表示できます。

    Projectウィンドウ3つの用途

    Projectウィンドウの用途は3つあります。

    Projectウィンドウの用途

    ①パソコン内の場所を確認

    ②ファイルの操作(作成・削除・移動・リネーム)

    ③Prefabの作成

    用途1.パソコン内の場所を確認

    Projectウィンドウはパソコン内のフォルダ構成と同じです。
    ファイルを更新したい場合、パソコン内の格納場所を確認する必要が出てくるのです。

    そんなときに Reveal in Finder
    選択ファイルを右クリック > Reveal in Finder で格納ウィンドウが表示されます。


    ところで、Projectウィンドウでよく発生する作業 「画像の差し替え」
    画像を上書きするだけなのですが、Unityならではの落とし穴 があります。
    詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。

    用途2.ファイルの操作(作成・削除・移動・リネーム)

    Hierarchyウィンドウと同様ファイル操作はProjectウィンドウの重要な用途です。

    Hierarchyウィンドウと異なる点は、
    Projectウィンドウには親子関係という概念が無いことです。
    Projectウィンドウ内はあくまでファイルを格納場所。

    ファイルの作成

    ファイル作成を動画で解説します。

    今回はマテリアルファイルの作成例です。
    手順はこちら。

    1. 作成したい場所を選択
    2. 右クリック
    3. Createを選択
    4. Materialをクリック
    ファイルの削除

    ファイル削除の手順は、削除したいファイルを右クリックして Delete です。

    ショートカットキーはこちら

    ファイル削除はよく使うので、
    ショートカットキーを覚えるのがおすすめです。

    ファイルの移動

    ファイルの移動はファイルをドラッグ・アンド・ドロップします。

    動画の通り、 シフト を使うと複数ファイルを選択できます。

    ファイルのリネーム

    ファイルのリネーム手順は
    ファイルを右クリックして Rename

    ファイルを選択して、 リターンキー でも編集状態になります。

    ファイルのリネームは地味だけど大事。
    適当な名前をつけていると後で見返したときに困ります。

    用途3.Prefabの作成

    Prefab(プレファブ)とは「再利用可能なオブジェクト」 です。
    複数使用、配置したいオブジェクトはPrefabにすることが多いです。

    Prefabの作り方は簡単。

    HierarchyウィンドウからProjectウィンドウにオブジェクトを
    ドラッグ・アンド・ドロップするとPrefabを作ることができます。

    Prefabの使い方も軽く紹介します。

    このように、PrefabをHierarchyウィンドウまたはSceneビューにドラッグアンドドロップします。
    すると、Prefab化した岩オブジェクトを再利用できるのです。

    またPrefabを変更することで、 使用箇所すべてのオブジェクトが一括で更新 できます。

    👆の動画は影を落とす設定のON/OFFを切り替えたサンプルです。
    Prefabの変更を再利用したオブジェクトに反映できることがわかります。

    Prefabはとても便利ですが、初心者には複雑で分かりづらいです。
    こちらの記事で詳しくPrefabについて解説しています。
    ゲーム開発には必須機能ですので、ぜひ読んでみてください。

    Unityの使い方⑤ Gameビュー(ゲームビュー)

    Gameビューとは カメラオブジェクトが映し出す画像を表示するウィンドウ です。
    Sceneビューと似ていますが、全く違うため注意。

    Gameビューの視点を動かすためには、カメラを動かす必要があります。

    Gameビューの表示場所

    ↓初期設定のUnityエディタ内の場所。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_26

    もしGameビューが見つからない場合は、メニューのWindowから表示可能です。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_27

    Window > General > Game から表示できます。

    Gameビュー3つの用途

    Gameビューには3つの用途があります。

    Gameビュー3つの用途

    ①実機での見え方を確認

    ②任意解像度のシミュレーション

    ③描画の簡易統計確認

    用途1.実機での見え方を確認

    Gameビューは実機での見え方そのものです。
    試しに手持ちのAndroid実機(Pixel3 XL)で動かしてみます。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_28

    このようにUnityエディタとスマホの見え方は基本的に同じです。

    用途2.任意解像度のシミュレーション

    ゲーム開発するときに重要なのは、最終的な端末解像度です。
    特に縦横の比率が重要です。

    スマホゲーム開発の場合は多種多様。

    などなど。

    Gameビューはさまざまな解像度をシミュレーションできます。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_29

    👆Gameビューのプルダウンから解像度を変更できます。

    上記2種類の解像度を選択可能。
    通常の解像度は、 1280×720px、1920×1280pxといった固定値 指定。
    比率解像度は 16:9、2:1といった比率 指定です。

    個人的には 比率解像度で開発することが多い です。

    この2つの解像度でどういう見え方になるか確認してみましょう。

    解像度比率結果
    4:3
    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_30
    2:1
    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_31

    比率違いでだいぶ見える範囲が変わってきますね。
    このように、Gameビューを使うと、
    自分が作っているゲームの最終的に必要な解像度をシミュレーションしながら開発できるのです。

    ぜひ活用していきましょう。

    用途3.描画の簡易統計確認

    Gameビュー3つ目の用途 「簡易的な統計情報の表示」 です。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_32

    Gameビュー右上 Stats ボタンをクリック。

    すると Statistics という小窓が表示されます。
    その中には現在のFPS(アニメーションの滑らかさ、3Dモデルの頂点数など)、
    ゲーム開発で必要な情報を表示します。

    Unity初心者にとって最初は不要ですが、
    最終的にゲームを作り上げるためには重要になってきますので、覚えておきましょう。

    Unityの使い方⑥ Consoleウィンドウ(コンソール)

    Consoleウィンドウとは開発中のログを表示するウィンドウ です。
    ログと聞いてもよくわからない人もいると思います。

    ログとはエンジニアがゲーム実行中に表示させたい文字 です。

    例えばゲームが開始しない不具合を調査するとします。
    GameStart という命令文を起点にゲームが開始するとします。
    こんなときにログを使います。

    本当に GameStart が実行されているかわからないですよね。
    ログを使GameStartにに仕込むのです。

    すると、GameStartが実行するときに、ログが表示されるようになります。
    ログが表示されれば、GameStartという命令文自体に問題はないことがわかります。
    その後の処理に問題があるという 原因の切り分けができる のです。

    分かりづらかったかもしれませんが、ConsoleはUnityでプログラミングする上でかなり重要なウィンドウだということです。

    Consoleウィンドウの表示場所

    ↓初期設定のUnityエディタ内の場所。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_33

    もしConsoleウィンドウが見つからない場合は、メニューのWindowから表示可能です。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_34

    Window > General > Console から表示できます。

    Consoleウィンドウ2つの用途

    Consoleウィンドウの2つの用途

    ①ログ、警告、エラーログの確認

    ②ログの検索

    用途1.ログ、警告、エラーログの確認

    ログには3種類あります。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_35

    3種類のログは👆の3つのボタンで切り替えられます。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_36

    また、それぞれのログは個別に表示することも可能。

    用途2.ログの検索

    ログは大量に出力されます。
    その中から目当てのログを見つけるのは至難のわざ。
    そんなときは検索しましょう。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_37

    Consoleウィンドウの検索窓に任意のキーワードを入力します。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_38

    このように検索窓に「敵」と入力すれば、敵関係のログといったログ検索が可能です。

    繰り返しになりますが、ログは大量に出力されるため、
    検索を活用しつつ効率的に開発していきましょう。

    Unityの使い方⑦ Animationウィンドウ(アニメーション)

    アニメーションウィンドウとは、
    AnimationClip(アニメーションクリップ) を編集するウィンドウです。
    AnimationClipとは オブジェクトをアニメーションさせるアニメーションデータ

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_39

    キャラクタを動かすときにAnimationClipを使います。

    Animationウィンドウはアニメーションを調整する重要なウィンドウです。

    Animationウィンドウの表示場所

    初期設定のUnityエディタ内にAnimationウィンドウはありません。
    メニューのWindowから表示可能。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_40

    Window > Animation > Animation から表示できます。

    Animationウィンドウの用途はAnimationClipの編集です。

    AnimationClipの編集

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_41

    こんな感じでAnimationウィンドウではAnimationClipを修正します。

    初めて見る方はよくわからないかもしれません。今後アニメーション作成していく際に必要になるため、覚えておいて損はないです。

    次の記事でAnimationClipを使ってアニメーションを作る方法を分かりやすく解説しています。ゲーム開発にアニメーションは必須スキルです。本記事とあわせて読んでみてください。

    Unityの使い方⑧ Animatorウィンドウ(アニメーター)

    アニメーターウィンドウとは、複数のアニメーションを再生させるためのウィンドウです。

    アニメーション1〜5の5つを1つのオブジェクトで再生したい場合、
    アニメーターウィンドウを使って登録します。

    Animatorウィンドウの表示場所

    初期設定のUnityエディタ内にAnimatorウィンドウはありません。
    メニューのWindowから表示可能。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_42

    Window > Animation > Animator から表示できます。

    Animatorウィンドウの代表的な用途は、
    複数のAnimationClipの登録です。

    複数のAnimationClip登録

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_43

    AnimationClipをAnimatorウィンドウにドラッグアンドドロップします。
    するとAnimationClipを複数登録できます。

    Unityの使い方⑨ Package Managerウィンドウ(パッケージマネージャ)

    Packager Managerとは、パッケージ単位の機能を追加削除する機能です。

    「パッケージってUnity初心者には関係ないのでは?」
    と思われがちですが、初心者からプロまでお世話になるウィンドウです。

    Package Managerウィンドウの表示場所

    初期設定のUnityエディタ内にPackage Managerウィンドウはありません。
    メニューのWindowから表示可能。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_44

    Window > Package Manager から表示できます。

    Package Managerウィンドウ3つの用途

    Package Manager3つの用途

    ①アセットストアで購入したアセットのインポート

    ②使用中のパッケージ確認

    ③パッケージの追加と削除

    用途1.アセットストアで購入したアセットのインポート

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_45

    Package Managerのプルダウンを My Assets にします。
    するとUnityアセットストアで購入したアセットがずらりと並びます。

    このときUnity IDでサインインしておく必要があるので注意が必要です。
    というのもUnity IDに紐づくアセットを選ぶことができるからです。

    👉 【2024年版】Unity ID(アカウント)の作り方から使い方のまとめ

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_46

    以上の手順で購入アセットのインポートが可能です。

    用途2.使用中のパッケージ確認

    今開発に使っているパッケージを確認こともよくあります。
    パッケージとは機能の塊です。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_47

    Package Managerのプルダウンから In Project を選択します。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_48

    すると、👆このようにインストール済みのパッケージが一覧化されます。

    例えばUI上にテキストを表示させる TextMeshProパッケージ
    このパッケージをインストールしていないとTextMeshProは使えません。

    最初のうちは何がパッケージにあるかわからないかもしれません。
    便利なパッケージもたくさんあります。少しずつ学んでいきましょう。

    用途3.パッケージの追加と削除

    最後の用途はパッケージの追加と削除です。

    パッケージの追加

    パッケージの追加方法はいくつかありますが、
    今回はUnity公式が提供するパッケージの追加方法を紹介します。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_49

    Package Managerのプルダウンを Unity Registry に変更。
    すると、インストール可能なパッケージリストが表示されます。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_50

    今回は例として 2D Animationパッケージ をインストールしてみます。

    しばらくするとインストールが完了し、2D Animationが使用可能になります。

    以上がパッケージの追加方法です。

    パッケージの削除

    次にパッケージの削除方法の紹介。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_51

    Package Managerのプルダウンから In Project を選択。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_52

    今回は例として Timelineパッケージ を削除してみます。

    するとパッケージはUnityプロジェクトから削除されます。

    Unityの使い方⑩ Build Settingsウィンドウ

    Build Settingsウィンドウとはビルド設定するウィンドウです。
    設定のほか、実際にビルドすることもできます。

    ビルドとは、アプリとして書き出すこと と思って大丈夫です。
    例えば、iOSやAndroid向けに書き出すことをビルドといいます。

    Build Settingsウィンドウの表示場所

    初期設定のUnityエディタ内にBuild Settingsウィンドウはありません。
    メニューのFileから表示可能。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_53

    File > Build Settings から表示できます。

    Build Settingsウィンドウ3つの用途

    Build Settingsウィンドウには大きく3つの用途があります。

    Build Settingsウィンドウ3つの用途

    ①プラットフォーム切り替え

    ②ビルドに含むシーンの追加と削除

    ③ビルド実行

    用途1.プラットフォーム切り替え

    Unityはさまざまなプラットフォームにビルドすることができます。
    しかしビルドする際にはそのプラットフォームに切り替える必要があります。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_54

    Switch Platform ボタンをクリックすると、
    プラットフォームはチェンジします。

    しかし、この Switch Platform は非常に時間がかかる場合があります。
    画像の枚数が多いと顕著に時間が変わってくるため注意。

    Switch Platform中は作業ができなくなるということを覚えておきましょう。

    用途2.ビルドに含むシーンの追加と削除

    ビルドはシーン単位で追加されます。
    つまり、ビルドに含めるシーンを選択する必要があるのです。

    ビルドに含むシーンの追加

    Build Settingsウィンドウでビルドに含むシーンを追加します。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_55

    今開いているシーンを追加する場合は Add Open Scenes をクリックします。

    シーンを一気に追加することも可能です。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_56

    シーンファイルを複数選択して、ドラッグ・アンド・ドロップして一度に追加することも可能。

    ビルドに含むシーンの削除

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_57

    削除したいシーンを選択して DELETE キーを押します。
    するとシーンは削除されます。

    用途3.ビルド実行

    Unityのビルドには2つのやり方があります。

    それぞれ解説します。

    Build

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_58

    Build Settingsの Build ボタンをクリックすると、
    実機に転送するためのファイルが作られます。

    Androidの場合はapkというファイルが作られます。
    実機に転送し、インストールすると動作開始。

    iOSの場合はXcodeプロジェクトが作られ、
    Xcodeから再度ビルドする必要があります。

    このあたりプラットフォームごとに挙動が違います。

    Build And Run

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_59

    Build Settingsの Build And Run ボタンをクリックすると、
    実機にそのまま転送されます。

    事前にPCと実機を接続しておく必要がありますが、
    Buildと比べてBuild And Runの方が開発効率が上がります。

    iOS向けゲームをiPhoneやiPadといった実機でテストする方法を次の記事で解説しています。本記事とあわせて読んでみてください。

    Unityの使い方⑪ Player Settingsウィンドウ

    Build Settingsウィンドウと似ていますが、
    Player Settingsはプラットフォームごとのビルド設定をします。

    Player Settingsウィンドウの表示場所

    初期設定のUnityエディタ内にPlayer Settingsウィンドウはありません。
    2種類の開き方があります。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_60

    Build Settingsウィンドウ内の Player Settings ボタン。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_61

    Edit > Project Settings から開いた Project Settings > Player を選択。

    以上の2つどちらの方法でも大丈夫です。

    Player Settingsウィンドウ3つの用途

    Player Settingsウィンドウには大きく2つの用途があります。

    Player Settingsウィンドウ2つの用途

    ①アプリアイコンやスプラッシュ画像の追加

    ②プラットフォームごとの細かいビルド設定

    用途1.アプリアイコンやスプラッシュ画像の追加

    ゲームインストール時のアプリアイコン、
    ゲーム起動時の画像(スプラッシュ)を設定できます。

    アプリアイコン設定箇所

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_62

    スプラッシュ画像設定箇所

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_63

    用途2.プラットフォームごとの細かいビルド設定

    ビルド設定は プラットフォームごとに必要 です。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_64

    ↑の図解ではPC用、iOS用、Android用とタブで分かれています。
    その他にもWebGL用、tvOS用、Linux用ビルドなどを増やすことができます。

    また、ビルドしたいプラットフォームはモジュールとしてUnity Hubで提供されています。
    こちらの記事で詳しく解説しているので、読んでみてください。

    Asset Storeウィンドウは使用できません

    最後にAsset Storeウィンドウについて紹介。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_65

    Window > Asset Store から、
    以前はUnityアセットストアの商品を購入できました。

    しかし、Unity2020.1以降Unityエディタ内でのAsset Storeサポートは廃止。
    ブラウザ上で購入する使用に変更になっています。

    初心者が覚えておくべき11のUnityエディタ機能【Unityの使い方】_66

    Unityエディタ内のAssetStoreウィンドウにアクセスすると、
    ↑このような表示になります。

    Unityアセットストアでアセット購入してみたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

    【Unityの使い方】初心者が覚えておくべき11のウィンドウまとめ

    Unity初心者が覚えておくべき11のウィンドウについてまとめます。

    No優先度ウィンドウ名意味・用途
    1Hierarchyウィンドウ使用中のオブジェクト一覧
    2Sceneビュー使用中のオブジェクト操作
    3Inspectorウィンドウ選択オブジェクトの状態表示・変更
    4Projectウィンドウアプリに含まれるファイル
    5Gameビューカメラ撮影画像
    6Consoleウィンドウプログラムのログを出力
    7AnimationウィンドウAnimationClipの修正
    8Animatorウィンドウアニメーションステート管理
    9Package Managerウィンドウパッケージの追加と削除
    10Build Settingsウィンドウビルド設定
    11Player Settingsウィンドウビルド設定

    11種類のウィンドウ、多いと思うかもしれませんが大事なものばかり。
    とりあえず優先度高いものから覚えていきましょう。

    Unityの学習は簡単なもので良いのでゲームを作りながら学ぶのが効率的です。
    こちらの記事で簡単なUnityプログラミングをわかりやすく紹介しています。
    興味ある方はぜひ読んでみてください。

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    ぜひチャンネル登録をお願いします!

    最後まで読んでいただきありがとうございました!
    すばらしいUnityライフをお過ごしください。

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