CEDEC2019では休憩時間中にUnityブースでミニセッションが行われていました。計6回行われた内容の中で特に気になったものをまとめておきます。
9月4日~6日の #cedec2019 。4FエレベーターホールのUnityブースでは1日2回ミニセッションを行います! https://t.co/peBbQPD22J pic.twitter.com/eMFafD5RsJ
— ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン (@unity_japan) 2019年9月3日
ちなみにミニセッションはTwitterで告知されていました。
- UnityのMultiPlayサービスの得意なこと
- 動画でみせます!2019年の大人気アセットを徹底紹介!
- Unity Distribution Potal(略してUDP)をつかってAndroidアプリを世界の市場へ
- 多機能ボイチャをお手軽に導入する方法
- セルシェーダを使った、高品位な「セルルック」の作り方
- 堅実なUnityバージョンの遊び方
- 最後に
通称、裏CEDECです。
UnityのMultiPlayサービスの得意なこと
話を聞く限り、Photon使う必要ないじゃん?って思う内容だったけど、世界規模でスケールするような案件でないと金額的に高くついちゃうのかなという予想。
マルチプレイゲームを作り際の手段の1つとしてチェックしておきたいです。
動画でみせます!2019年の大人気アセットを徹底紹介!
Unity製ホットドッグからのミニセッションへ #CEDEC2019 pic.twitter.com/BPmeo9dmr7
— 大庭俊介@Unityエンジニア (@ohbashunsuke) 2019年9月4日
こちらはメモしきれなかったので、資料公開された際に確認します。
Unity Distribution Potal(略してUDP)をつかってAndroidアプリを世界の市場へ
Unity Distribution Portal (UDP)|プラットフォームを越えてゲームを配布。
あまりUDPについて知らなかったのですが、Androidアプリを世界のプラットフォームで展開するサポートをしてくれる無料サービスです。対応プラットフォームは増えていくので、一度試してみたいところです。
1点問題点として、UnityAdsなどの広告は動きはするが、広告のリンク先はGooglePlayになるので、配信プラットフォーム側が同判断するか、ここは開発者の判断になりそうです。
このセッションの中で、Unity公式ローカライゼーションツールの存在を知りました。
Unity公式のローカライゼージョンツールがあったとのこと。まだ、プレビューだけど。マニフェストをいじる必要あり。 #CEDEC2019 pic.twitter.com/B7dbmILOSC
— 大庭俊介@Unityエンジニア (@ohbashunsuke) 2019年9月5日
その名もLocalization Toolsです。 上のキャプチャの通り、Manifestを手書きで変更する必要ありますが、触れはします。Unity2019以降対応です。
多機能ボイチャをお手軽に導入する方法
UnityのグループになったVIVOXというサービスの紹介でした。
VIVOXすごいな。#CEDEC2019 pic.twitter.com/Wm9Vgnd0Fo
— 大庭俊介@Unityエンジニア (@ohbashunsuke) 2019年9月5日
ボイチャを使ってくれた人は、平均ゲームプレイ時間 2倍、継続率5倍になるという結果が出ているようです。
音声からテキストへの変換機能もあるようです。
とりあえず始めてみるには、以下のページから。
参考リンク
セルシェーダを使った、高品位な「セルルック」の作り方
スライドの写真で残しておきます。
全部モデルは同じで、シェーダ違いです。左上がつにティちゃんシェーダで、右下がユニティちゃんトゥーンシェーダー2.0です。
TimelineとCinemachine、PostProcessingStack v2で調整。
続きはUniteTokyo2019とのことです。
堅実なUnityバージョンの遊び方
とりあえず、プロジェクトに人が増えそうになったタイミングでLTSにしておく、以上。
最後に
Unityブースで毎日ホットドッグ、おにぎりの配給ありがとうございました。美味しかったです。