追記 2018.10.28
Unityのインストールに関しては、UnityHubを利用することでコンポーネントの追加インストールはストレスフリーになります。
最近はバージョン違いのUnityもラクラクインストールできるようになりました。
UnityHubはコチラからインストールできます。
Unityの進化が早い
Unityを触り出して3年ほど経ちますが、未だに週一のインストール作業は絶えないし、今後も続いていくでしょう。
理由としては、週に1度金曜日辺りに新しいパッチバージョンがリリースされるからです。
Unity QA - Patch Releases - Unity
パッチバージョンとは大々的なプログラムのアップデートではなく、細かなバグ修正を含んだマイナーアップデートを指します。
毎回リリースノートが大量で、「これがパッチ?」と思う時もあります。
※Unity5.4.1p4のリリースノートは比較的少なかったです
そんなわけでUnityで飯を食べている人にとっては、パッチバージョンにおける修正内容も追いかけておく必要があるため、毎週新しいUnityをインストールするわけです。
ただ、複数人で開発している時やリリース済みのタイトルの運用時。また公式ベータバージョンを使いたい時など、複数のバージョンを1台のパソコンにインストールしておきたいことが多々あります。
複数バージョン共存させつつ、間違えて起動しないようにするために、毎回実施していることを書き残しておきます。
ちなみに今後のUnityの進化によって必要なくなるかもしれません。
複数バージョンのインストール方法
- メジャーバージョンのダウンロードページ : Unity - Download Archive
- パッチバージョンのダウンロードページ : Unity - Unity QA - Patch Releases
上記のページからインストールしたいものを選びます。
Unityのトップページもリニューアル頻度が高く、どこからダウンロードしてよいのかわからないので、この2つのリンクはブックマークしています。
まずは普通にインストール
※DocumentationはWebで確認するためインストールしない派
※開発の関係上iOSとAndroidのビルドサポートのみインストール
デフォルト設定のままだと、後にインストールしたファイルが、以前にインストールしたものを上書きしてしまうため、1バージョンしか保持できません。 そこでインストール済みのUnityディレクトリ名を変更します。すると上書きされずに共存させることが可能になります。
ディレクトリ名を変更
私はバージョン番号を _(アンダースコア)
で区切ることにしています。 .(ドット)
は拡張子と被るので敬遠しがち。
アプリケーション名の変更
Alfredというランチャーを私は使用しているため、アプリケーション名を変えておくと非常に効率が良いです。
まとめ
こんな作業を毎週金~月曜日の間に行っています。1つだけUnity側に改善していただきたいことがあります。
『パッチバージョンのサーバーが重くて、ダウンロードにメチャ時間がかかるんです』
コストとの兼ね合いになると思いますが、改善してもらえると利用者がもっと増えてバグフィックス精度も上がると思うんですよね...
[追記:2017.6.29]いつからかパッチバージョンのダウンロードが早くなっていました。ありがとうございます。
開発環境
- Unity 5.4.2f1
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