この記事を読んで知ったのですが、Plag**というSNSが世界的に流行りそうとのことです。
今の勢いが続けば、2015年以内には1,000万ユーザーを突破する見込みだというPlag。ソーシャルな要素を排除することで、ウィルスが広まるようにコンテンツが拡散するプラットフォームです。アプリへのエンゲージメントは高く、1週間後のリテンションは50%超。Plagの全ユーザーの約60%をヨーロッパが占め、米国は全体の4分の1、アジアはまだ10%ほどです。
http://thebridge.jp/2015/07/plagより
私も始めてみましたが、確かに今までにはない新しいSNSだと思いました。流行りそうな理由を私なりに考察してみます。
1.一期一会のタイムライン
Twitterやfacebookと違い、一度見た投稿は2度と見ることが出来ません。
画面レイアウトとして1画面1投稿。次の投稿を見るためには、上フリック(その投稿を拡散させる)、 下フリック(拡散しない)の2つの選択肢しかありません*1。
次の投稿に移ると、元には戻れませんので、非常に一期一会感のあるSNSです*2。
この一期一会感が新鮮で、新しい出会いが出来そうな予感をさせてくれます。
2.全ての投稿がフラットになりやすい
その投稿を誰が書いたのか
ではなく、投稿自体が面白いかどうか(共感するか)
というところが焦点になるため、有名人だろうが、無名の一般人だろうが、投稿の価値は同じになりやすいです。
こちらの画像はおそらくホリエモンらしき投稿です(本人かどうかは確認できません)。
ホリエモン本名のアカウント名なので、コメントは盛り上がっています。
しかし、ホリエモンの投稿だけを追いかけることがPlag**の仕組み上、不可能なため自然と投稿自体の内容が重要視されていきます。
このフラットな投稿システムが万人に受け入れられるのではないかと思っています。
3.アンケートが気軽にできる
このアンケートは私が投稿したものですが、1日経って240人が拡散し、55人が投稿してくれています。
facebookでもアンケート機能はありますが、リアルグラフだと質問の内容が適切か気になってしまったり、誰も答えてくれないのではないかと、怖くなったりするので気軽に使えません。
しかしPlag**は匿名性が高いので、気軽にアンケートが実施できるのと、1画面1投稿なのでアンケートに答えやすいという環境づくりが出来上がっています。
自分が気になっていることをアンケートという形で気軽に統計を出せるのは、今までにないSNSだと思います。
4.現在日本人が明らかに少ない
どんなサービスも人が少ないうちが面白いです。 人が多くなればなるほどよくわからない機能がついてきたり、広告バナーが入ってきたりなど、マネタイズ面が濃くなり面白くなくなってきます。
今はまだ日本人が少なく、皆各々どういう投稿が拡散され、コメントされるのか模索しながら投稿しています。こういうカオスな段階からサービスに触れておくのは、流れの早いインターネット業界においてはメリットが大きいと私は考えています。
まとめ
現在のPlag**は、シンプルでコアな機能しか実装されていません。今後どのような機能が実装されるのか注目です。
また、「今日はどんな投稿と出会えるかなー」と私もやってて面白いです。日本人が増えてきて、どのような変化が生まれてくるのか楽しみなところです。
注意点
iPhoneだと日本語入力が正常に動きません。その場合は、simejiというアプリを使うことをおすすめします。これを使うと、キーボードを切り替えた際にsimejiキーボード * を使うことが出来、正常に入力ができるようになります。